【年収100万UP】理学療法士が転職で収入を上げるためにやるべき5つのこと

【このままでいいのか?】と悩むあなたへ
- 「頑張っているのに、生活が楽にならない」
- 「先輩を見ても未来が見えない」
- 「年収を上げたいけど、どう動けばいいのか分からない」
これは、かつて筆者自身が抱えていた悩みです。
筆者は新卒1年目で回復期リハビリ病院に理学療法士として就職しました。
患者さんとのリハビリにやりがいを感じつつも、月収は手取り18万円前後。
夜勤もなく、安定してはいましたが、決して余裕のある生活ではありませんでした。
決定的だったのは、ある飲み会の席の出来事です。
ふとした会話の流れで、6年目の先輩の給料明細を見る機会がありました。



「えっ…6年目でこれしかもらってないの?
衝撃でした、昇給額はわずか数千円、手取りは私とほとんど変わりませんでした。
その瞬間、「このままこの病院で働き続けて、将来はあるのか?」と不安が一気に押し寄せてきました。
その後、少しでも収入を上げようと、同じ法人の訪問リハビリ部署に異動。
訪問件数によって多少手当は増えましたが、ケアマネジャーとの連携に強くストレスを感じ、結局退職。



「次こそは納得のいく職場で、ちゃんと稼げる働き方をしたい」
そう思って求人サイト「ジョブメドレー」で検索していた時に、ある1つの求人に目が止まりました。
自費リハビリ施設/インセンティブ制度あり
「努力・結果次第で報酬に反映されます」



「ここなら、頑張った分だけ評価されるかもしれない」
そう思い、思い切って自費リハビリの世界に飛び込みました。
最初は本当に苦戦しました。
- 「売上を立てなければ収入は増えない」
- 「基本給はある程度は確保されているが、少ない」
- 「自分を”選んでもらえるか?”不安」
という現実に直面し、技術だけでは通用しないと痛感しました。
そこから、技術研修はもちろん、セールス・マーケティング・SNS発信なども学び、実践。
やがて少しずつ結果が出るようになり、月売上200万円超えを達成。
インセンティブも含め、入社半年で年収500万以上、月収約45万円に到達しました。
この経験を通して感じたのは、
👉「理学療法士でも、環境と行動次第で収入は大きく変えられる」ということ。
この記事では、筆者の経験をもとに
理学療法士が年収を上げるために具体的にやるべき5つのことをわかりやすく解説していきます。



あなたの働き方・将来設計のヒントになれば幸いです。
理学療法士が転職で年収を上げるためにやるべき5つのこと
① 稼げる職場を見極める目を持つ
最も大切なのは、「給料水準の高い職場を正しく選ぶこと」です。
実は、同じ理学療法士でも働く場所によって年収は100万〜200万円以上違うことがあります。
以下のような職場は、比較的年収アップが狙いやすい傾向があります。
働く場所 | 特徴 |
---|---|
訪問リハビリ | 出来高制の職場も多く、月収40万以上も可能 |
自費リハビリ | 成果に応じてインセンティブ制度があり、高収入を目指せる |
整形外科クリニック | 運動器に特化し、歩合給や患者数で評価されやすい |
有料老人ホーム・老健 | 人手不足で給料水準が高いことが多い |
「病院=安定」だけではない。自費や訪問で実力を活かせれば、高収入も現実的です。



最初は法人内の病院に勤めていましたが、
職場を変えるだけで環境と収入が劇的に変わりました。
② 転職サイト・エージェントをフル活用する
収入アップを狙う転職では、情報をどれだけ集められるかがカギになります。
筆者の場合は、「ジョブメドレー」で偶然、自費リハビリの求人に出会いました。
しかし、高年収の非公開求人や給与交渉をしたい場合は、理学療法士専門の転職エージェントを使うのもおすすめです。
- 条件の良い非公開求人が手に入る
- 給与・勤務条件の交渉代行をしてくれる
- キャリアの整理や希望条件の整理もしてくれる
▶︎転職エージェントについてもっと詳しく知りたい方はこちらから





複数のサービスを使って「自分の市場価値」を知ることが
収入アップの第一歩
③ スキルと実績を「見える化」する
年収を上げたいなら、「自分は何ができるのか?」「どんな実績があるのか?」を具体的に数字で示すことが重要です。
理学療法士のスキルは、以下のように整理しておくと良いでしょう:
- 対応できる疾患や領域
- 患者数・訪問件数・離床率などの数字で示せる実績
- 自費対応・チームマネジメント・研修実施の経験など
④ 年収交渉を恐れない
多くの理学療法士が、「年収について聞くのは図々しい」と思いがちです。
しかし、給与は”相談していいもの”です。
面接の場では…
- 「前職で〇〇万円だったので、それ以上を希望しています」
- 「売上〇〇万円を出せる実力がある/管理職をしていた為、成果に応じた報酬体系を希望します」
といったように、根拠と共に伝えれば、印象を悪くせずに交渉が可能です。



理学療法士=低収入が当たり前という思い込みを手放しましょう。
⑤ 転職後も「年収を伸ばす努力」を続ける
転職はゴールではなく、「スタートライン」です。
自費リハビリに転職した筆者は、最初こそ売上が立たずに苦戦しましたが、以下のような努力を続けることで、結果につながりました。
- 定期的な技術研修や勉強会への参加
- SNSやブログを通じて集客・ブランディング
- 紹介や口コミを増やすためのカスタマー対応
- 自費リハビリにおけるセールス・マーケティングの学習
結果として、売上200万円超を継続的に達成し、インセンティブを獲得。
初年度から年収500万円以上・月収45万円前後という結果につながりました。



頑張りが収入に反映される環境を選びましょう!
理学療法士の転職|収入を変えたかった筆者が実際にやった「4つのこと」
転職を通じて年収を100万円以上アップさせた実体験をベースに、理学療法士が収入を上げるために本当にやるべきことをお伝えします。
- 自費リハビリという”新しい選択肢”に挑戦する
- 技術以外に「セールス」「信頼構築力」を学び続けた
- マネジメントとコーチングを学び「管理職」へステップアップ
- 自分の「市場価値」を把握し、活かせる環境を選ぶ
1.自費リハビリという”新しい選択肢”に挑戦する
回復期リハビリ病院後、系列の訪問リハビリに異動するも、ケアマネとの連携の難しさや制度の縛りからやりたいことができずに退職。



もっと自由に、もっと価値に見合った報酬を得られる仕事はないのか?
そう思い、転職サイト「ジョブメドレー」で求人を探していた時に出会ったのが「自費リハビリ」という分野でした。
求人票にはこう書かれていおり、
自費リハビリ施設/インセンティブ制度あり
「努力・結果次第で月収60万円以上可能」
正直、半信半疑でした。でも、現状を変えたいという強い想いから飛び込むことを決意。
当時の私は営業も接遇も下手で、患者さんが継続して来てくれないことも多く、初月の売上は低空飛行でした。
2.技術以外に「セールス」「信頼構築力」を学び続けた
保険と違って、自費リハビリでは”選ばれる力”が問われます。
つまり、「目の前の患者さんに価値を感じてもらい、継続してもらうこと」が収入に直結します。
筆者はまず、以下のことを徹底しました。
- 接遇・カウンセリング技術の向上
- 悩みの”本質”を引き出す質問力
- セールストークや料金説明の練習
- SNSやブログなどのセルフブランディング
これらを実践する中で少しずつ成果が出始め、3ヶ月目には月売上100万円を突破。
半年後には月200万円超えの売上を記録し、インセンティブ込みで月収45万以上、年収500万円を突破しました。
3.マネジメントとコーチングを学び「管理職」へステップアップ
売上や接遇が安定し、会社からの評価が高まった結果、3年目には管理職に昇進しました。
任されたのは、
- 面接官としての人材採用
- 新人スタッフの教育・フォロー
- チーム売上の管理や面談
現場でプレイヤーとして働くのとは全く違うスキルが求められました。
そこで筆者が特に力を入れたのが「コーチング」と「1on1面談」です。
「どう伝えればスタッフが成長するのか?」
「どんな声掛けでモチベーションが上がるのか?」
書籍やセミナーを活用し、実践を重ねるうちにチームとしての売上も安定。結果として、管理職手当や評価によってさらに年収がUpしました。
4.自分の「市場価値」を把握し、活かせる環境を選ぶ
転職や昇進を成功させるカギは、技術だけではありません。
筆者が大切にしていたのは、
- 「自分の強み・得意」を言語化すること
- 「今、どんな人材が求めれているか」を調べること
特に自費リハビリやベンチャー企業では「技術+営業感覚+マネジメント力」がある人材が重宝されていました。
「このポジションなら、自分の強みが活かせる」
そう思える環境を選んだことで、結果もついてきました。
転職で人生が変わった!収入以上に得た5つの大きな変化とは?
「収入が増える=生活が楽になる」だけではありません。
実際に筆者が年手100万円以上アップしたことで、人生のいろんな面でポジティブに変化しました。
お金以外で変わったことは以下の通りです。
- 「自己肯定感」が圧倒的に上がった
- プライベートの選択肢が広がった
- 働く目的が「生活のため」から「成長のため」に変化
- 人間関係がポジティブに変わった
- 将来に対する「見通しと安心感」ができた
1.「自己肯定感」が圧倒的に上がった
以前の職場では、毎月の給料が手取り18万円ほど。
頑張っても評価が変わらず、「このままでいいのか?」と自分に自信を持てずにいました。
転職してからは、自分の頑張りが売上やインセンティブに直結。
結果が数字として見えることで、「自分はちゃんと価値を生み出せているんだ」と実感できるようになり、自己肯定感が自然と上がりました。
2.プライベートの選択肢が広がった
年収アップによって、生活費に余裕ができ、
- 家族との外食や旅行
- 勉強のための書籍やセミナー受講
- 通勤時間を減らすための引越し
など、自分や家族のための投資がしやすくなりました。
「節約」ばかりを意識せず、「より良い選択をする」ことができるようになったのは、大きな変化でした。
3.働く目的が「生活のため」から「成長のため」に変化
以前は「生活のために働く」という気持ちが強く、仕事にやりがいを感じるのは難しい状況でした。
転職後、自費リハでの成果が収入に反映されるようになってからは、
- 「どうしたらもっと患者さんに価値を届けられるか?」
- 「売上を伸ばすには何が足りないか?」
と、自発的に成長を考えるマインドに変わりました。
その結果、マネジメント・コーチング・マーケティングなど、リハビリ以外のスキルにも意欲的に学ぶようになりました。
4.人間関係がポジティブに変わった
正直、給料の不満や将来への不安が強かった頃は、職場での人間関係にも影響が出ていたと思います。
今は、「環境を選ぶ力」がついたことで、人間関係にも恵まれるようになりました。
自費リハでは、前向きで努力家のスタッフが多く、「どう成長していこうか」という話が自然にできる職場になりました。
5.将来に対する「見通しと安心感」ができた
収入が増えたことにより、
- 貯金ができる
- 保険や資産運用にも目を向けられる
- いざという時の選択肢がある
など、人生の「選択肢」が増えたことが何より大きな変化でした。
将来を「不安」ではなく「戦略的に考える」ようになったことで、精神的にもずっと楽になりました。
【よくある質問】理学療法士が転職で年収を上げるためのQ&A
まとめ|年収アップは「正しい情報と行動」から
「年収が上がらないのは、理学療法士だから仕方ない」
そう思っていた過去の自分に、今ならはっきりと言えます。
【違います】と。
年収が上がらないのは、
- 自分の市場価値を知らない
- 稼げる環境を選べていない
- 今は延長線でしか未来を見ていない
この3つが揃ってしまっているからです。
大切なのは、「もっと頑張る」ことではなく
どこで、どう頑張るかを戦略的に選ぶことが大切です。
そして、「自分には無理かも…」と立ち止まらず、一歩でも前に行動を起こすこと。
- 求人サイトで情報収集を始める
- SNSやブログで他のPTのキャリアを見てみる
- 自費リハビリや訪問リハビリの見学に行ってみる
- 転職エージェントに相談してみる
今できるアクションは、いくらでもあります。
今のあなたのスキル・努力・想いは、「環境次第」で、もっと評価されるべきかもしれません。
年収アップは、夢物語ではなく戦略と行動で実現できる現実です。
ぜひ一歩を踏み出してみてください!