理学療法士が転職で必ず合格:履歴書と職務履歴書の書き方完全ガイド

この記事で解決できる悩み

✔︎ 履歴書、職務履歴書の書き方がわからない。

✔︎ 履歴書、職務履歴書の注意する点。

✔︎ 採用担当はどこを見ているか気になる。

と疑問に思っている方の悩みを解決していきます。

理学療法士(PT)として働きながら、キャリアアップや環境改善を目指して転職を考える方も多いのではないでしょうか。

しかし、転職活動において重要なのは、応募先に自分の魅力をしっかりと伝える「履歴書」と「職務履歴書」の作成です。

実際僕も履歴書/職務履歴書にとても苦戦しました。

人事、面接官を経験し、何通も確認した僕の経験をもとに

  • 注意するポイント
  • 面接官が必ず確認するポイント

を隠さずに徹底解説していきます。

目次

理学療法士の転職市場の現状と履歴書・職務履歴書の重要性

理学療法士の転職市場とは?

現在の日本では、高齢化の進行に伴い、理学療法士の需要が高まっています。

病院やクリニックだけでなく、介護施設、訪問リハビリ、スポーツ分野など幅広いフィールドで求人があります。

一方で、理学療法士の有資格者数が増加しており、競争が激化しています。

そのため、応募書類のクオリティが採用可否を左右する重要な要素になります。

履歴書・職務履歴書の役割

履歴書

応募者の基本情報や応募理由、スキルを簡潔に伝えるもの。

以下、面接官が確認するポイントです。

面接官が確認するポイント
  • 履歴書の書き方/ルール字が汚くても一生懸命記載しているか。
  • 写真がしっかり貼ってあるか。(スーツ着で写っているか。)
  • 履歴書に記載漏れがないか
  • 過去の勤続年数は短くないか。
  • 資格・免許
  • 志望動機、自己PRがしっかり作り込まれているか。
  • 本人希望欄

では、それぞれのポイント確認していきましょう。

履歴書の書き方:基本ルールとアピールポイント

履歴書は、手書き・PC作成のどちらでも問題ありませんが、読みやすさや見やすさを意識しましょう。

手書きの方が一生懸命さや時間をかけている、入社したい熱意が伝わり印象に残ります。

しかし、字が汚い方は逆に見えづらく印象が悪くなるため、字を綺麗に書くのに自信がない方はPCでの作成をおすすめします。

最近では、「手書きが当たり前」文化はなく、PCでの作成がほとんどです。

中身を重視することが多いので、相手目線を考えて作成しましょう。

写真はしっかり貼ってあるか

僕が面接官の時に写真はよく確認していました。写真の撮り方、貼り方、切り方でその人の性格が出ます。

他の会社でも見ている方、多いのではないでしょうか?

写真の良い例
  • ネクタイや髪型がしっかり整っている。
  • 履歴書サイズの写真を貼っている。
  • 顔が暗い。
  • 写真が綺麗に切られていない、貼られていない。

そんなの当たり前じゃんって思った方、おめでとうございます。採用されます。

しかし、この当たり前が意外にできていない方が何人かいらっしゃいました。

写真の悪い例
  • スーツで撮っておらず、私服。
  • 履歴書サイズの写真ではなく枠からはみ出ている。
  • 髪の毛がセットされていない。ネクタイが曲がっている。
  • 顔が暗く、清潔感がない。

履歴書はまだお会いしたことない人の印象をつけるものです。

残念ながら人はまだ会ったことない人でも印象だけでその人を判断してしまいます。

写真での身だしなみ、清潔感はしっかり徹底していきましょう。

履歴書に記載漏れがないか

大手になるとその時点で読んでくれない可能性があるので記載漏れがないかは要注意です。

記載漏れ以外にも

誤字脱字を徹底的にチェック
履歴書や職務履歴書に誤字脱字があると、印象が悪くなります。

見やすいレイアウトにする
過剰に装飾せず、シンプルで見やすいデザインを心がけましょう。

また、これ等がチェックする内容ですが

  • 氏名・連絡先
  • 写真
  • 学歴・職歴
  • 資格・免許
  • 志望動機
  • 自己PR

これ等を何回かチェックしてもミスが起こります。

対策
  • 第三者に確認してもらう
  • 転職エージェントを活用する

信頼できる同僚や家族に書類を確認してもらうと、客観的なアドバイスがもらえます。

また、転職エージェント活用することでプロ目線での細かなところも修正してくれます。

ぜひそちらに頼って対策してみてください。

そもそも転職エージェントって

  • 何をしてくれるのか?
  • どこがいいのか?

などの悩みがある方はこちらをチェックしてみてください👇

過去の勤続年数は短くないか

勤続年数は3年以下だと短く感じる会社も多いかと思います。

短期で辞めたのには何かしら理由があるのではないか?や

数ヶ月で退職が何回もある方に関しては書類選考で落とされる可能性があります。

面接時よく「上司の問題や人間関係、社風と合わない」などがマイナスな発言もあったりしました。

それほど転職が多いと「そもそもご自身に問題はなかったのか」と疑問視してしまうので

マイナス発言は面接時は気をつけましょう。

資格・免許

病院やクリニックなどでリハビリとして働くことが主なので「理学療法士免許」の記載は忘れずに記載しましょう。

訪問リハビリでは、関東都内ですと自動車免許が入らず、自転車での訪問もありますが

ほとんどの訪問では自動車を運転し、訪問することが主なので「自動車免許」もあれば必ず記載しましょう。

他にも「認定理学療法士」「障がい者スポーツ免許」「リハビリ関連以外の免許・資格」などもあれば記載しましょう。

志望動機

志望動機・自己PRでは、面接でも同じ内容になるのでしっかりと会社の理念、自身の強み、熱意を記載しましょう。

応募先の特徴や理念を調査し、それに共感した理由と自身の経験を紐づけて書きます。

具体的なエピソードを盛り込むことで説得力が増します。

面接時の対策や面接官が面接時に何を見ているのかが気になる方はこちらもチェック👇

自己PR

理学療法士としての強みや成功体験をアピールしましょう。

例えば、「患者さんの社会復帰を支援し、回復率を〇%向上させた」など、実績を具体的な数字で示すと効果的です。

リーダーや主任を経験した方は経験をしただけでなく

  • 何を実行したか
  • どのような成果を上げたか
  • 何を変えたのか

を記載すると即戦力と思われるので採用の近道です。

本人希望欄

本人希望欄の正しい書き方は以下の通りです。

正しい書き方
  • 絶対条件がない限り「御社の規定に従います。」と記載。
  • 応募職種、応募配属がある場合、希望職種、希望配属を書く。
  • 選考段階での希望がある場合、謙虚さが伝わるように記載。
注意点
  • 希望条件や待遇については原則として記載しない。
  • 志望動機や自己PRを記載しない。
  • 「特になし」「ありません」と記載しない。

よく待遇で「年収〇〇万円」以上や労務時間は○時から◯時まで可能と記載された人もいましたが

その時点で不採用の方が多いです。

実力、実績があっても会社として即戦力かがわからない方にそのような希望は添えないので

記載しないようにしましょう。

職務履歴書の書き方:経験を最大限に活かすテクニック

職務履歴書の形式

職務履歴書には「時系列型」「キャリア型」「混合型」の3種類があります。

理学療法士の場合は 「時系列型」 がおすすめです。過去の経験が採用担当者に分かりやすく伝わります。

職務内容の具体的な記載例

以下に職務履歴書で使用できる具体的な表現例を挙げます。


勤務先情報
「〇〇病院 リハビリテーション科勤務(2018年4月~2023年3月)」


職務内容
「急性期病棟において、術後患者のリハビリ計画作成および実施を担当。〇〇療法や運動療法を駆使し、患者の社会復帰支援を実施」


実績
「患者の平均退院日数を10日短縮」「新しいリハビリプログラムを導入し、患者満足度を90%以上に向上」

数字や実績を具体的に記載

採用担当者は数字や結果に注目します。

  • 年間100名以上の患者を担当
  • 新規リハビリプログラムの導入により回復率を15%向上

のように、具体的なデータを記載することで説得力が増します。

応募書類作成のポイント:理学療法士としての強みを伝える

応募先ごとにカスタマイズ

応募先に合わせた書類作成」が成功の鍵です。

病院や介護施設、スポーツ分野など、それぞれの職場に求められるスキルや人物像が異なります。

それらに合わせて履歴書や職務履歴書を調整しましょう。

キーワードを意識した記載

採用担当者が注目するキーワードを盛り込みましょう。

「患者中心のリハビリ」
「チーム医療」
「最新のリハビリ技術」

これらの言葉を適切に文章に織り込むことで、採用担当者の心に響きやすくなります。

中には「コミュニケーション能力」と記載する方がいますが、面接時にハードルが高くなるのと

面接官になると長所「コミュニケーション能力」と記載する方が多いのです。

テンプレ感が出てしまうのと本当に強みなのかな?って思う方がいるので自分自身の本当の強みを記載しましょう。

自己PRを工夫

自己PRでは、理学療法士としてのスキルだけでなく、人間性や情熱も伝えましょう。

「患者の小さな進歩に寄り添い、モチベーションを引き出す力がある」
「常に最新のリハビリ技術を学び、臨床現場で応用している」

といった具体例を挙げると良いです。

転職エージェントを活用する

理学療法士の転職では、専門の転職エージェントを活用するのもおすすめです。

プロのサポートを受けることで、履歴書・職務履歴書のブラッシュアップや面接対策も可能になります。

自分では綺麗に書けた。」「ミス、抜けもないだろう。」と自分だけで完結したら大きな落とし穴があります。

その落とし穴に引っかからないためにも第三者、プロの目線でもアドバイスを受けてみてはいかがでしょうか?

転職エージェントの活用をもっと知りたい方はこちらもチェックしてみてください👇

まとめ:履歴書と職務経歴書はアピールポイント

理学療法士の転職において、履歴書と職務履歴書は最初のアピールポイントです。

ポイントを押さえた書類作成を心がけ、自分の強みや実績を具体的に伝えることで、採用担当者に強い印象を与えることができます。

また、応募先に合わせてカスタマイズする柔軟性も重要です。

面接官や会社の気持ちは

  • どういった人を採用したいか。
  • どういった人と働きたいか。

が明確になっている会社がほとんどです。

ぜひ確認してもらう書類に不備がないように丁寧に仕上げていきましょう。

では今回のおさらいをしましょう。

面接官が確認するポイント
  • 履歴書の書き方/ルール
  • 写真がしっかり貼ってあるか。
  • 履歴書に記載漏れがないか
  • 過去の勤続年数は短くないか。
  • 資格・免許
  • 志望動機、自己PRがしっかり作り込まれているか。
  • 本人希望欄
職務履歴書の書き方

✔︎  職務履歴書の形式

✔︎  職務内容の具体的な記載例

✔︎ 数字や実績を具体的に記載

履歴書や職務履歴書が通過したら次は面接対策です。

面接時、

  • 面接官がどういった意図で質問をしているのか?
  • 何を注意しないといけないのか?

が理解できる内容を載せておきますのでチェックしてみてくださいね👇

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